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小川洋子 ブラフマンの埋葬

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    ブラフマンの埋葬
    ブラフマンの埋葬
    小川 洋子

    「夏のはじめのある日、ブラフマンが僕の元にやってきた。」
    あたたかくて、せつなくて、いとおしい。極上の文学世界。

    朝日はまだ弱々しく、オリーブ林の向こうの空には沈みきらない月が残っているような時刻で、僕以外に目を覚ました者は誰もいなかった。ブラフマンは裏庭のゴミバケツの脇に潜み、脚を縮め、勝手口の扉に鼻先をこすりつけていた。――(本文より)

    あたたかくて、せつなくて、いとおしい。こころの奥に届く忘れられない物語。

    だんぜん犬派の我が家です。埋葬・・・その言葉にドキドキしながら読みました。生きているものには寿命がありますが、その半ばだと何時までも・・・しばらく後悔の中で生活することになります。小さな命との出会いはワクワクした楽しい時間と・・・その対極にいつも死がある事を考えてしまいます。
    posted by: bookscafe2006 | 最近読んだ本・・・読み始めた本 | 11:53 | - | - | - | - |